紺野道昭通信

M&A②(定期発信-Vol.162)

買収される側だった前回とは逆に、今回は買収する側の視点で書きます。

 

当社はこの度、ある企業を買収しました。

内部事情があるので詳細は控えますが、買収するまで一年半以上掛けました。

一般的には半年から一年程度と云いますから、比較的時間を掛けたのかもしれません。

これだけ時間を掛けたのは、経営者や仲介者との関係構築にはじまり、両者のメリット・デメリット精査、経営方針の擦り合わせ等、あらゆる面で慎重に協議を重ねたからです。

特に、当社の理念をいかにして買収先に理解してもらうかは大きな課題ですから、これからも気が抜けません。

 

M&Aが買収先社員の退職に繋がることもよくあります。

雇用条件や業務システムの変更だけでなく、人間関係はじめ様々な部分で不満や不安が生じるのでしょう。

場合によってはこうしたことがM&A自体の解消に繋がることもあるようです。

これらを踏まえ時間をたっぷり掛けたことが奏功したのか、幸いにして今回は順調に進みました。

相手先や関係者の方々には改めて心より御礼申し上げます。

 

企業としてこれからの時代を生き抜くために様々なチャレンジが求められます。

とにかく気が抜けません。

 

今回のM&Aは私にとって大きな勉強となりました。

この経験を今後の経営に活かしてまいります。