紺野道昭通信

アスリートから学ぶお金の話①(定期発信-Vol.130)

某アスリートにまつわるお金や賭博の話題が世間をにぎわせています。

私には何が事実なのか見極められませんし、特別な興味もないので憶測であれこれ云うつもりはありませんが、実はアスリートをめぐるこうした話は昔からよくありました。

 

ピート・ローズというメジャーリーガーをご存じでしょうか。

最多試合出場記録や通算安打記録、200安打最多回数記録など1960年代か80年代にかけて華やかな成績を残した選手です。

彼は引退後の監督在任中に、野球賭博に関わったとしてMLBから永久追放処分を受けました。

 

また、野球以外のプロスポーツで活躍した選手が現役引退後に破産するケースも少なくありません。

サッカーの元イングランド代表で現在はセカンドキャリア支援に従事しているエミール・ヘスキー氏の言葉を引用しましょう。

 

「イングランドでは引退した選手の40%が4年以内に破産している。NFLではもっと顕著で70%が破産していると云う。また3分の1は1年以内に離婚している」

 

選手たちの現役時代の華々しい姿から、このような実態は想像できません。

 

海外に限らず国内も同様で、かつて国民的人気を誇った力士のケースを挙げましょう。

現役引退後に開業した飲食店がすぐに大繁盛、勢いに乗って一時は20店以上出店しましたが、残念ながらお客様に飽きられてしまい最後は自己破産の道を辿りました。

 

飲食業の安定経営は常連客と人気顧客のバランスが重要です。

お客様に飽きられないために常に考えなければなりません。

料理の質、新メニュー、スタッフ教育等々数え上げればキリがありません。

未経験のアスリートがこうしたことをどこまで出来るかと考えれば、この結果は当然だったのかもしれません。

 

…次回に続きます。