紺野道昭通信

アルバレスの空③(定期発信-Vol.192)

…前回の続きです。

社員に、値上げ実施の決断を伝えました。

加えて、了承を得られない取引先に対しては継続取引見送りも。

 

意外にも社員は静かに受け止めてくれました。

 

もちろん、わかっています。

会議で頷くのと、実際にお客様に値上げの話をするのとでは全く違います。

それでも私の想いをまっすぐに伝えたつもりです。

 

そして弊社がお願いする側、つまり協力会社にも同じように価格の見直しを伝えました。

一方的な勝ち逃げにしたくなかったからです。

 

この決断がもたらしたのは減収増益です。

 

私は経営を利益で見るべきだと考えています。

売上を追いかけるだけでは、社員に無理を強いることになります。

利益があれば、次の投資ができます。

新しい取引先を探すことも、新しい仕事をつくることもできます。

中小企業に必要なのは、量ではなく、質です。

 

そしてもう一つ。

この業界で適正価格での取引を行わずに利益を確保しようとすると、何が起きるか。

コスト削減のため、不法投棄に走ることさえ起こり得ます。

残念ながら、そういう話も耳に入ってきます。

廃棄物を出した側まで責任を問われる時代です。

今は業界全体が試されているのかもしれません。

 

さて次回からは、日常の出来事に戻ります。

3回連載にお付き合いいただき、有難う御座いました。