紺野道昭通信

六丁目農園へご訪問②(定期発信-Vol.140)

(前回の続きです)

初めて渡部氏とお会いしたのは10年以上前のことです。

法政大学の坂本先生との人脈つながりでお会いしました。

氏が目指す「ずっとここで働きたいと言われる会社づくり」に触れ強く心を打たれました。

 

障がい者や高齢者といったいわゆる社会的弱者の方も、私たちと同じように社会の役に立ちたいと望んでいます。

しかし彼ら自身で起業をすることは難しく、企業への就労もなかなか進まない現実があります。

一方、企業側には働き手不足という悩ましい問題があります。

両者を掛け合わせることでうまく解決できるのではないか。

多くの人が考えますが実際には多くの困難が伴います。

 

氏は何故、六丁目農園を通じて解決できたのでしょうか。

そこには氏が過去に出会った社会的弱者や身内で障がいを持つ方々との出会いがあるそうです。

 

氏が六丁目農園をオープンさせる前に別事業で彼らを雇用したとき、彼らがどの職場でも単純作業ばかりで辟易していること、そして彼らが持つ夢に触れたそうです。

そこで氏は彼らの能力を最大限に発揮できる場をつくればよいと考えました。

その結果、働く人の幸せを考えていれば利益は後からついてくる、という考えに至ったそうです。

 

これほどまでに純粋な心を持つ経営者がいるのかと圧倒されました。

私もこの想いを忘れぬよう、渡部氏を度々お訪ねするのです。