紺野道昭通信

学びと努力の方向性(定期発信-Vol.79)

世間では「努力すればいつかは報われる」と云われます。

勿論努力するに越したことはありません。

また余程の天才でなければ努力なしの成長は見込めません。

私も凡人の一人ですから人並み以上に努力しているつもりです。

 

さて以前、経営者仲間からこんな悩みを打ち明けられました。

 

・業績向上のため色々なセミナーへ通っているのだが上手くいかない

・先代社長である父との関係が悪く、顧問税理士にも相談しているが一向に改善しない

 

真面目で責任感が強い男でしたから、何としても現状を打破したいという彼の強い思いを感じました。

 

ただこれは向かう方向が違うと感じました。

業績向上が目的のセミナー受講だった筈が、いつかセミナー受講そのものが目的になってしまったようです。

また先代社長との関係性もしかりで、顧問税理士に親子間の関係改善を期待しても叶う筈もありません。

 

努力しても報われないと感じる場合、努力している方向をまず疑ってみるべきです。

自身の目標や計画が努力する方向に合致しているか。

特に手段の目的化に陥っている場合、改めて目的に立ち返り、現状と理想を明確にし、両者間のギャップをどう埋めるか考え直した方が良いと思います。

 

加えて客観的な視点を入れるため、他者へのアウトプットで得たフィードバックを活用し改善を図ることも有効です。