鍵山氏からご教授いただいた「掃除に学ぶ」をどのようにして継続するか。
何事も結果が出るまで続けることが大切です。
加えてせっかく学んだ素晴らしい取組を広く共有することで、地域社会への貢献に繋げたいとも考えました。
そこで私は社内、社外の双方で「掃除に学ぶ」実践を始めたのです。
まず社内では毎朝の掃除に加え、毎月給料日に地域清掃活動を始めました。
当社は「地球環境を最優先に考え行動する」ことを経営理念に掲げる企業ですから、社員もすぐに賛同し取組みが始まりました。
一方社外では「福島掃除に学ぶ会」を立ち上げました。
類は友を呼ぶと申しますが、私の周りには日頃から講演会や勉強会に参加している経営者仲間が多く、ちょうど時期を前後して講演会等を通じ鍵山氏の薫陶を受けた仲間が思いのほか多くいたのです。
こうした経営者仲間を巻き込んで「福島掃除に学ぶ会」を立ち上げ、地域とともに活動を始めました。
この会では地元の小中学校のトイレ掃除を定期的に行うことにしました。
この活動がさらに多くの経営者仲間に伝わり、やがて彼らが経営する企業の社員まで参加するようになりました。
勿論当社社員も沢山参加してくれました。
はじめは私と同じようにトイレ掃除に迷いや戸惑いがあったようですが、終わってみると皆が清々しい表情になります。
そして様々な学びが得られたと口々に感想を挙げてくれました。
実は当時私と一緒に「掃除に学ぶ」ことを始めた社員たちが、今の当社を支えています。
これは経営者として何よりの喜びであり、彼ら社員を心の底から誇りに思います。
経営者と社員という立場を越え同じ経験を分かち合うことが、組織力向上に繋がることに気付いたとき、「掃除に学ぶ」深遠に触れた思いがしました。
経営者の皆さんはご自身が学んだことを社員とどのくらい共有したり、一緒になって経験をしたりしていますか?