寛容と隠匿(定期発信-Vol.128)
「社長、市民の方からお電話をいただきました」
こうした報告がある都度、また苦情かと胸を痛め続けてきました。
苦情の中味は、回収車が古紙を落とした、スピードを出し過ぎていたなどばかり、正直に申し上げれば思うところも多々ありますが、社員の不始末は経営者の不始末です。
すべては私の不徳の致すところであり、何よりもご迷惑をかけてしまったことに対しまずはお詫びしなければなりません。
ところが今回は,,
「今朝、おたくの社員が道路上の落下物を拾っていた。かなり大きなものでほかの通行車両も迷惑そうにしていたのだが、なんとも素晴らしい社員がいらっしゃいますね」
…驚いたことに感謝の電話でした。
当社の回収車両には大きく社名のロゴはありますが、電話番号は記載していません。
電話を下さった方は、お礼を云うためにわざわざ連絡先を調べて下さったのだと気付き、心から感謝の念を抱くとともに、社員を信じていなかった自らを反省しました。
他の社員よりも目立つ行動、私の目に付く行動ばかりを評価するだけではなく、見えないところで周りを支えるような行動こそ経営者は評価せねばならないと自戒しました。
加えて今回の件を通じ、見えないところで輝いている社員が沢山いることに改めて気付かされました。
社員の皆さん、ほんとうにありがとう!