(前回続き)
まずは「グローカル」「グローカル企業」とは?から始めましょう。
グローカル(glocal)とは、グローバル(global:地球規模の)とローカル(local:地域的な)を合わせた造語です。
一般には「地球規模の視野で考え、地域で行動すること」という意味で使われています。
元を辿ると、国際開発支援や環境保全運動の中で生まれた標語「Think globally, act locally」から広まり、1972年の国連人間環境会議から1992年の地球サミットを通じて使われたようです。
次にグローカル企業とは、一般的に以下を指しています。
・国際的に展開しながら、地域の特性に合わせた方法で活動する企業
・海外展開するだけではなく、世界各地の文化や考えを事業のアイデアに取り入れた商品
開発等を行う企業
判り易いところではイオンやニトリです。
前者は日本国内で商業施設を展開していますが、アジア地域に進出した際にはその国に合わせたサービスを提供しており、例えばインドネシアでは、現地のベンチャー企業と連携して電子マネーを取り扱うECプラットフォームを運営するなど、まさにグローカルな取り組みです。
また後者は現地に合わせたインテリアを取り揃えたりしています。
このような事例をみると、私たち中小企業にはとても手が届くものではないと思ってしまうかもしれません。
しかし私は彼らのように沢山の事業所を海外展開することなど全く目指していません。
当社に置き換えると、それは事業拡大ではなく事業膨張です。
当社が掲げる「グローカル」とは、簡単に言うと「地球環境保全のために行っている私たちの今の事業を、その地域の人たちに合わせてもっと考えていこう」ということです。
私たちは今、東日本を中心に事業所を展開しています。
その事業所ごとに地域の人たちに合わせた事業活動がどれだけできているか、もう一度よく考えてみて欲しいのです。
(次回に続く)