かなり昔のことですが、当社では「半径20km圏内がお客様」と云われていました。
まだ事業所が数か所しかない頃の言葉で、当時の人口や市場をよく表しています。
30年以上前、私が入社した当時を振り返ると、確かに半径20km圏内を走り回っていました。
それが今では、市町村の合併、社員の増加、人口減少など様々な背景から、半径20km圏内に留まることなく幅広く活動しています。
事業所も増え、福島に加え宮城や埼玉、そして東京と東日本中心に展開しています。
これもすべてはお客様の支えがあってのことです。
ただお客様のニーズに合わせ事業所と社員が増えた一方で、地域に合わせた活動が十分にできているかという点では疑問です。
各営業所で行っている古紙受入れ業務を取り上げてみましょう。
当社の主体事業でもあるこの業務は、流れとしてはお客様が地域で回収した古紙をトラックで当社営業所に搬入するというものです。
トラックによる搬入ですから多少ならずとも近隣に音が発生します。
受け入れた古紙の再資源化工程でも、やはりそれなりの音が出てしまいます。
これらすべて私たちに責任があるため、日頃から近隣の方々へのご挨拶を欠かしませんが、ときには強風で紙くずが近隣に飛んでしまうこともままあります。
こうした場合、普段から近隣の方々と信頼関係ができていないとトラブルになることさえあります。
そこで各事業所には、地域の方々のために何ができるのかを改めて考えて欲しいのです。
オリジナルでも、他社の事例を取り入れるのもアリです。
既に社内で行っている活動で参考になる事例も多くあります。
何もしないより、まずやってみることが大切です。
行動しない限り何も変わりませんから。
善行は必ず誰かが見ていてくれるものです。
勿論、感謝や見返り目当ての行動はいかがなものかと思いますが、地域社会に喜ばれることを想像した方が自然と身体も動くものです。