心に響く成長のかたち②(定期発信-Vol.186)
今回と次回は、私自身の「琴線に触れた瞬間」を一つずつ紹介します。
当社には「ココロジーカード」という取組があります。
社員同士で感謝や称賛の気持ちを伝え合うメッセージカードです。
たとえば、お客様に毎回しっかり笑顔で挨拶できる社員、困っている同僚を見かけるとすぐに手を差し伸べる社員。
そうした行動に対して仲間がカードを贈ります。
カードを受け取った社員は、自分では気づかなかった良さに気づきます。
贈る側は、他者の良さに気づき、それをお手本に自分も成長しようとする。
私自身も、社員へカードを贈ることがあります。
カードを多くもらった社員は、さらに成長できるきっかけにもなりますし、「新春の集い」で表彰されるワクワク感もあります。
この表彰を楽しみにしている社員もたくさんいます。
私にとっても、全てのカードに目を通すことで、普段気づかなかった社員の長所に出会えるのは本当にうれしいことです。
社員の成長が見えたとき、心にグッとくるものがあります。
経営者である以上、つい評価の視点で社員を見てしまいがちです。
ときには、その“色眼鏡”に気づかないこともあります。
まして、たまたまミスやトラブルがあった社員に対しては、なおのことです。
でも、どんな人にも良し悪しはあり、長い人生には失敗も成功もつきものです。
一部のマイナス面だけで判断することはできません。
人の成長は日進月歩。
今日の指導が明日すぐに行動に現れるのが理想ですが、現実には難しいこともあります。
むしろ、ある日を境に急に成長する、そんな姿を私は何度も見てきました。
社員であっても、いえ、社員だからこそ。
私は自分の家族と同じように、社員の成長を長い目で見守り、楽しみにしているのです。