紺野道昭通信

故・稲盛和夫さんとの思い出②(定期発信-Vol.51)

念願叶い、稲盛氏と対面の瞬間がやってきました。

 

その時の心境は、前にイエローハットの鍵山氏と初めてお会いしたときと同様です。

大変な心の高ぶりを感じていました。

しかし、いざご本人を目の前にして言葉が出ないという訳には参りません。

ご挨拶から質問まで手際よく進めねばと、心の高ぶりを静めることに集中しました。

 

運営スタッフに伴われ講師控室のドアをゆっくりと開けると、テレビや雑誌で何度も拝見した稲盛氏がいらっしゃったのです。

感激で強く心を揺さぶられました。

 

第一印象は大変なオーラをまとっていらっしゃるということです。

そのオーラを言葉で表現するのは難しいのですが、厳しく相対するようなものではなく、やさしく包み込まれるような雰囲気で、温和な印象でありながら佇まいやその視線に力強さと鋭さを感じました。

創業から幾多の苦難を乗り越え、自ら経営哲学を打ち出し経営の神様と言われる所以はこのことかと感じました。

 

講演のお礼と自己紹介、名刺交換に続き、京セラフィロソフィや社員教育の本質について質問しました。

正確に云うと、質問をしたような気がします。

とうのも緊張のあまり、稲盛氏の答えを細かく記憶できていないのです。

しかし「原理原則」「本質」「正しさ」といった経営哲学を、私も自身の経営に更に積極的に取り入れていこうという想いが強まったことは間違いありません。

 

経営には哲学が必要です。

それに尽きると思います。

 

稲盛氏に一度でもお会いできたことは私にとって一生の財産です。

 

頂戴したお名刺は一生の宝物です。(ラミネート加工して大切に保管しています)