今回は最愛の人でありメンターでもある妻との出会いをご紹介します。
私がこんのに入社した24歳の頃、当時社長だった父の勧めもあり日本青年会議所(以下、JC)に入会しました。
JCとは20歳から40歳までの志の高い青年経済人によって、奉仕、修練、友情の三信条の下、明るい豊かな社会実現を目指す青年団体です。
会員数は3万人を超え全都道府県に設置されています。
主な活動を一言で云うと「まちづくりと人づくり」です。
お祭りなど地域活性化イベントのほか、例会を通じ人間力を磨きます。
会員は経営者や私のような後継者、或いは経営幹部が多く、お互いに似た立場であるため抱える悩みも共通しておりよく相談し合いました。
父である社長と、社長を慕う社員に挟まれ悩みも多かった当時の私にはJCが束の間の休息の場でもありました。
さてJCでは毎年年頭に全国大会を京都で行います。
新人会員は概ね雑用係、先輩会員に対しては「はい」か「やります」の二拓です。
全国から何千人もの会員が集まる場で、日頃私を可愛がってくれる先輩会員に恥をかかせるわけにはいきませんから、無我夢中で先輩のお役に立てるよう能動的に働きました。
時代錯誤と感じるかもしれませんが、ここでは何事も先輩から、即ち目上から学ぶのですから、まずは目上に対する奉仕の心が必要だと考えます。
そうすることで積極的な学びに繋がります。
これは会社組織においても共通だと思います。
講演家の中村文昭氏は「頼まれごとは試されごと」と表現します。
目上から何か頼まれたときは自分の力量が試されていると考え、想像力を発揮し期待以上の行動によって喜んでもらうのです。
こうした姿勢はいつか必ず花開くもので、JCで私の振る舞いを見ていてくれた先輩会員が、よければ親戚の女性を紹介するよと云って下さったのです。
親戚を紹介するということは、場合によっては先輩とも親戚になるかもしれません。
そこには大変な期待があるとも云えますが、それだけ私のことを信用してくれたのです。
どれだけ応えられるかと緊張をしながらも、是非お願いしますと先輩に返事をしました。
そこで出会った女性が今の妻です。