紺野道昭通信

私の家族観④(定期発信-Vol.59)

人により結婚までのプロセスは様々ですが、私の場合最初のデートで結婚を決めました。

驚かれるかもしれませんが、そう決意するほど彼女に衝撃を覚えたのです。

それは勢いでもフィーリングでもなく、前々回の「私の家族観②」でお話しした彼女に対する強い尊敬や高い価値観です。

 

最初のデートで一緒に歩いているときのこと、(今思い出しても恥ずかしいのですが)目の不自由な男性を見かけ「あの人は生まれながらにして不便ではないだろうか」と口に出してしまった私に対し、彼女は平然と「不便かもしれないけれど、決して不幸ではないと思うよ」と云ったのです。

 

私はハッとしました。

最初は何を言ってるのか理解できませんでした。

そんな風に考えたこともなく、周囲から云われることもなかった私は、彼女と価値観が大きく異なることに気づきました。

「現世で今の苦労を乗り越え、来世では英雄になるかもしれないね」と続けた彼女に対し私は言葉を失い、しばらく考え込んだのです。

 

3歳年上の彼女は社会経験も豊富でしたが、このような高い価値観や考えはそれが理由ではありません。

後にわかったのですが、彼女は心理学や哲学を勉強しており、中でも輪廻転生を信じていました。

実は私の人生観も彼女から大きな影響を受けています。

 

これほど尊敬できる女性は他にいない、彼女と結婚しようとこの日心に決めた私は、出会いから3か月後、彼女のご両親に挨拶に伺うことになるのです。