紺野道昭通信

私の家族観⑨(定期発信-Vol.64)

家族とは、尊敬し励まし合い、一緒に成長していく存在です。

 

妻がメンターというのは決して冗談ではありません。

妻は家族でありながらも、私の良き理解者、助言者、指南者なのです。

 

仕事を終え自宅に戻ると、その日会社で起きたことを妻とよく話します。

上手くいったことやそうでないこと、判断に迷うことなど様々です。

愚痴や不満を漏らすこともあります。

 

そんなとき私のメンターは、ポジティブな言動を評価してくれる一方、ネガティブな姿勢にはとにかく厳しいのです。

 

・そもそもの原因はあなたにあるんじゃないの?

・経営者としてやるべきことをやってないから、そうなるんじゃないの?

・誰かのせいにして会社や社員、お客様がよくなるの?

 

….ごもっともです。

首を縦に振ること以外何も出来ません。

 

電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも社長の責任。

これは経営コンサルタントの一倉定先生の言葉です。

知らないところで起きている変化や社員の行動など、すべての原因は経営者にあります。市況も業績も社員との関係も、その環境で経営をすると決めたのは経営者自身です。

誰かのせいにするのはまったくのお門違いです。

経営者として当たり前のこうした心構えをつい忘れてしまう私を厳しく叱ってくれるメンターは大変ありがたい存在です。

 

実は、こんな相談ができる人は他にいないのだからもっと同情してくれてもいいじゃないかと考えることもありました。

しかしそうした甘さが私の傲慢さを助長させるのだと思うと、メンターの厳しさは何にも代えがたい貴重なものです。

今では前向きに受け取れるようになりました。

 

家で奥さんにそんな厳しいことを云われたら喧嘩になるのではと心配されるかもしれませんが、私は妻を尊敬しているためそのようなことにはなりません。

家族とは一緒に成長していく存在であるからこそ、至らなさを素直に受け止め、糧にせねばなりません。

 

私が成長してこそ、家族も成長するのです。