紺野道昭通信

私の家族観⑩(定期発信-Vol.65)

今回で家族観の話を終えたいと思います。

 

家族は持った方が良いかとよく聞かれるので、私なりの考えを最後に記します。

 

男女の未婚状況を示す指標の一つに「生涯未婚率」という指数があり、これは50歳時点で一度も結婚をしたことがない人の割合です。

2022年は男性が約28%、女性が17%、この値は増加しているそうです。

また昨年の婚姻件数は約50万組で戦後最少を更新するなど、結婚離れが進んでいます。

 

冒頭の問いに戻ります。

私が自身の家族観を通じて云えるのは、その人が本当に欲しているのは何かと云うことです。

 

実は29歳のとき、過労で半年間ほど入院しました。

仕事漬けの毎日から一転、ベッドの上での生活を余儀なくされ完全に手持ち無沙汰になりました。

医師からはとにかく安静にして休養をとるよう診断されましたが、何かしていないと落ち着かないのです。

 

ただただ横になっているのも辛いもので、さらに当時は今のようにPCやスマホで仕事ができる時代でもありません。

有り余る時間に苛立ちを感じながらも、身体を休めないことには退院できないのです。

 

そんなある日、病院の売店にある小さな書籍コーナーで「マーフィーの法則」という本を見つけました。

それまで何度もここに来ていますが、それまでこの本に気づくことがなかったのです。

これは何かの啓示だろうと思い早速購入し、ベッドに戻りました。

ページをめくると、まさにそのときの私に必要なことが多く書かれていたのです。

この本の存在に気づくことが出来たのは、私が実際に入院中の手持ち無沙汰な時間を有効活用したい、退屈な日常に何か刺激が欲しいと心の中で欲していたからだと思います。

そうでなければいつもと同じように書籍コーナーを素通りしていたことでしょう。

 

家族を持った方が良いかどうか悩んでいる方は、改めて自身の心の声に耳を傾け、自分の人生にとって家族が欲しいものであるかどうかを考えてみてはどうでしょうか。