紺野道昭通信

自己研鑽をする②(定期発信-Vol.72)

今回は私が自己研鑽に目覚めたきっかけをお話ししたいと思います。

 

学生時代は勉強という形で自己研鑽をしていたにも関わらず、社会に出てからは勉強しなくなる方が多いように見受けられます。

かくいう私も学生時代は勉強が苦手だったので、大層なことは云えません。

また社会人になってからも日々現場で仕事に明け暮れていたので、活字に触れたり講演会やセミナーへ参加する機会など皆無でした。

そんな私が自己研鑽に目覚めたのは、過去に経験した二度の倒産危機を通じてでした。

 

過去最悪の水準にまで古紙需給が緩んだ当時、製紙メーカーによる調達抑制が果てなく続き、当社営業所には在庫が溜まる一方で売上の見通しなど全く立ちません。

最終的には赤字決算を余儀なくされ、銀行からも見放される寸前でした。

社内の人間関係も酷いもので、私と当時の社長(父)の間、私と社員間の信頼関係など無きに等しく四面楚歌そのものでした。

 

それでも会社の将来を背負う立場ですから、目の前の問題を解決せねばなりません。

JC(青年会議所)の仲間にも相談したほか思いつく限りのことをしましたが、当時の私が持っていた知識や経験だけではどうにもならなかったのです。

 

そのようなとき、以前当ブログでもご紹介した鍵山氏や稲盛氏との出会いがあり、そこでの学びを一つひとつ行動に起こしたことが良化のきっかけとなりました。

これら学びを通じ、良いこともそうでないことも全ての原因は自分にあることを悟ったのですが、併せて自己研鑽も楽しみながら行うことが継続する秘訣だと気付きました。

 

人間は変化が苦手な生き物です。

自己研鑽は自らを変えるきっかけになる一方、自身の不勉強にも気付かされます。

しかし、判らなかったことが判るようになり、出来なかったことが出来るようになると俄然楽しくなるものです。

 

最後に活字が苦手な方、セミナーや講演会に参加したことが無いという方にもお勧めの著者、講師を三人ご紹介します。

 

中村文昭氏、香取貴信氏、大嶋啓介氏

 

実は新春の集いにお招きした方もおり、この方々の講演や書籍は心にスッと入ってくると社員からも好評でした。